型枠設計

木製曲面型枠(RC屋根) 現場名:湘南港港湾管理事務所Ⅳ

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「湘南港港湾管理事務所(通称 湘南港ヨットハウス)」Ⅳ


■2013年6月12日 第4回現場定例会議モックアップ検証会議)

前回までの打ち合わせ会議で決定事項となっていたモックアップを設置して検証する会議を行った。原寸大型枠モックアップを設置する目的は、施工実現性の検証と施工手順の確認。場所は谷津建設社の資材センター。
主に以下の内容について検証を行った。
① 型枠の強度について
② 現場での雨水対策について
③ 鉄骨との納まりについて
④ 型枠設置時の作業性について
⑤ 型枠敷設時の寸法精度について
⑥ 型枠敷設後の表面精度について
⑦ 型枠と鉄筋敷設の相互関係について
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外周及びW軸にBOX型枠を先行配置。

 

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外周はBOX型枠の内部は、900mmピッチ大引きの上に300mmピッチで貫(胴縁)を敷設。


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敷設終了後、各種検証前の風景。


2013年08月29 日 第5回現場定例会議及びモックアップ視察検証会(江ノ島)

前回の会議(モックアップ検証会議)の検証結果を踏まえて、今回はモックアップそのものを現場近くに持ち込み(移設して)打設用に設置することとなった。型枠モックアップのみでなく、原寸大のコンクリートモックアップの作成を目的としている。
今回は関連する様々な業者を対象とした検証会となっている。

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型枠移設が完了したところ。

 

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設計・施工者、型枠、鉄筋、鉄骨、設備業者等関連業者すべてによる一斉検証会風景。

 

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以下の写真は現場監督さんからお預かりした写真。上記検証会の後、コンクリート打設を行い、脱型後のモックアップ現場写真。型枠と鉄筋、コンクリートの 関係性が一目で分かるように一部は敢えて打設を行っていない。モックアップとしてとことん突き詰めた環境を構築されていると感じる。
ゼネコンさんがここまで徹底的に準備をして臨む姿勢に、「気を引き締めて」との思いが強くなる。

 

木製曲面型枠(RC屋根) 現場名:湘南港港湾管理事務所Ⅴ につづく

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