型枠設計

木製二次曲面型枠(RC浴槽) 現場名:海極プロジェクトⅡ

現場名 レーベンリゾシア ヴェスティ ブルー 

 

■2011年12月 型枠製作

■2011年12月9日(金)型枠検査
仮組みの途中で型枠の断面検査をしているところ。
洋風大浴場露天風呂の型枠は360度断面形状が変化しているので、一定角度ごとに3DCADモデルからスライスした検査用治具(レーザーカットした鉄板)を用いてチェックを行う。誤差はなくOK。多角形の継ぎ目も綺麗に仕上がっている。原寸図で確認した通りのイメージ、いや、それ以上の出来映えに感服。

 

仮組みした状態で寸法検査をおこなう。組み込んだ型枠には相番を書き込み、後で現場組込用の図面に落とし入れることにする。

 

 

下の図面は事前に準備した寸法検査表。( )内に寸法を次々と書き込んで行く。この寸法はベースモデルを基に作成しているから型枠寸法が大きく外れることはあり得ない。しかし、ダブルチェック、トリプルチェックの目的で検査をおこなう。これ以外にも持参したノートPCで直接3DCADを操作して三次元ポイントを拾い出し、目の前の型枠と突き合わせしていく。すべて予想範囲内の製作誤差に収まっていた。


 

■2012年1月 型枠現場組込&脱型

 ■2011年1月21日(土)型枠の現場設置
石切山タイル
株式会社(石切山さん)と有限会社加藤工務店とキヤマ立ち会いの下に型枠設置をおこなう。すぐ隣の防水工事のアスファルト蒸気が立ち籠めて作業がしづらい。

 

 

 

 


下の図面は現場組込み用の図面。これをもとにして型枠に記入している相番を確認しながら設置をおこなっていく。


■2011年1月28日(土)型枠の脱型
洋風大浴場露天風呂型枠の脱型作業をおこなう。コンクリートは型枠通りに仕上がっている。さあ、あとはタイル仕上げが楽しみだ。
今回のプロジェクトは、多くの方々のサポートがあり無事に成功した。皆様に感謝。

 

 

 

 

 

 
木製二次曲面型枠(湯河原プロジェクト)Ⅲ につづく


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