製品設計

木製曲面型枠(RC屋根) 現場名:湘南港港湾管理事務所Ⅲ

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「湘南港港湾管理事務所(通称 湘南港ヨットハウス)」Ⅲ


■2013年5月28日 ベースモデル作成

第二回の打ち合わせ会議で検討課題となっていたベースモデル(構造モデルと意匠モデルを融合した実施工用モデル)作成をアプリクラフト社に依頼することが決定した。その具体的な条件は次のようなもの。
① すべての外周エッジ、開口部の精度を構造ポリゴン端点から1mm以内とする。
② その他、構造上重要な構造ポリゴン点(ARUP社指定)からも1mm以内の精度とする。
③ 意匠性を考慮したサーフェース曲率(できるだけ意匠モデルに近いように)を採用する。
④ 型枠製作における難度を考慮したサーフェース曲率と、大引きライン(支保工ライン)の連続性(曲率の連続性)を重要視する。 (さらに…)

木製曲面型枠(RC屋根) 現場名:湘南港港湾管理事務所Ⅱ

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「湘南港港湾管理事務所(通称 湘南港ヨットハウス)」Ⅱ

 

■2013年4月25日 初会合(第1回定例会議)
関係者打ち合わせを現場事務所で行う。ヘルム(設計事務所)、ARUP(構造設計事務所)、谷津建設(ゼネコン)、キヤマ(型枠)、堀江製罐合板所(型枠工場製作)、大相MAT(現場型枠)の5社計10名での初打ち合わせ。名刺交換のあと本題へ。完成予想模型を前にこの建築物に関しての設立背景や設計コンセプトなどを、ヘルム所長さん、ARUPのTさんより説明があった。プロジェクトの初期段階でこのような内容を聞くことができるのは、作る側にとって大きな手がかりになる。一般的に作る側は作るためだけの情報が与えられ、その情報を元にカタチを作り込んでいく。多くの場合、情報->カタチへのプロセスでいかに安価にできるかを求められるのが常だが、そこにクライアントや設計者の ”思い” が入り込む余地は無い。作る側に ”思い” をすくい取る機会は与えられない、というのが実態である。と、私は思っていた。ただ、今回の案件はちょっとイレギュラーだと感じた。作り手にもすくい取るチャンスがあると直感したのだ。 (さらに…)

木製曲面型枠(RC屋根) 現場名:湘南港港湾管理事務所

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「湘南港港湾管理事務所(通称 湘南港ヨットハウス)」 Ⅰ

 

 

■2012年12月 プロジェクトスタート

■2012年12月 プロジェクトのはじまりは他社の見積依頼から
2012年12月初旬、「ホームページを見て連絡しました」と横浜のゼネコンさんからの電話。現場は神奈川県発注の入札物件、湘南港港湾管理事務所(通称 湘南港ヨットハウス)。内容は、自由曲面屋根スラブ型枠の見積依頼。図面を送っていただき、お話しをお預かりすることに。屋根スラブのカタチを一目見て、これは「面白い」。何種類(製作型枠への依存程度の違い)かの見積りを行い、結果を待つことに。年明けに「落札不可」の一報。残念だったが、あきらめない。
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鋼製曲面型枠(PC壁)現場名:広州市花都区文化センターⅠ

現場名 中国広州市花都区文化センター

 

■2010年06月 二次曲面PC建築プロジェクトスタート

■2010年6月 型枠形状選定から
このプロジェクトはスタートからすでに二年ほど経過しているが、諸処の事情により今回記事としてアップすることにした。
2010年6月、構造設計集団(SDG)の渡辺邦夫さんから下記イメージパースの外壁PC型枠製作について相談があった。PC(プレキャスト+プレストレスト)工法を採用する予定であるが型枠製作について良いアイデアはありませんかとのこと。まずプロジェクトを進める前にコスト、スケジュールに大きく影響することになる型枠選定が重要になってくるためである。この建物の外壁PC版は二次曲面形状(x,y二方向曲面という意味)の設計を前提としている。設計通りに二次曲面型枠とするのか、一次曲面(一方のみ曲面)の組み合わせによる多面体型枠とするかだ。全体を疑似曲面として見なす後者の多面体であればコスト、スケジュールとも有利になる。何度かシミュレーションを行いながら双方で確認をし、結局一次曲面の多面体型枠の方向で進むことになった。


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RC造建築&鋼製曲面型枠(RC庇型枠)


鋼製型枠をRC(現場打ち)工法で使う!
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自社モデルルームとして建築したRC造平家建て住宅と、庇用に仕立てたスチール型枠です。
RC造では合板型枠を利用するのが一般的ですが、エントランス上部になめらかな質感を求めた結果、今回スチール型枠を使うことになりました。コンクリート のデザインが先に決まり、そのカタチにあわせた型枠を三次元CADを使って設計します。その際に現場型枠との収まりなど詳細に検討を重ねます。現場監督さ ん、職人さん達の3DPDFでの収まりチェックを経て最終決定に至ります。

 

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